2012年12月21日
福島からの避難者、高野正巳さんのおはなし会 報告
あすのわの「お話ききたいプロジェクト」では、12月15日に福島から避難してこられた高野正巳さんのおはなし会を、草津の「里のえほんや ほたるぶくろの家」さんで開きました。
定員を超える17人の参加があり、まずは高野さんのおはなしをじっくり聞き、その後、交流会。
ざっくばらんに語り合い、充実した会になりました。

おはなし会をフェイスブックで知りました、という草津でエスニック楽器のネットショップを営んでいるご夫婦が来てくださり、栗東のフェアトレードショップのせれんでぃっぽ店主が大喜び、というおもしろい出会いもありました。
実際におそろしい大地震を体験され、食糧やガソリンのない苦労をされ、さらに情報のない中で被曝を余儀なくされた高野さんの体験談は、胸に迫ってくるものがありました。
高野さんは、私にできることは伝えることです、とつらい体験を語ってくださり、防災の備えを勧めてくれました。
原発防災をまちづくりに取り入れていくことで、原発の危険性や割にあわなさをわかってもらえる可能性が大きい、という道を教えてくれました。
皆さんの地域でも、町や市単位で高野さんのおはなしを聞く機会を作っていってもらえたら、と思います。
Posted by あすのわ at 12:24│Comments(0)
│活動・イベント報告
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。