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2013年08月11日

【他団体】びわこ☆1・2・3キャンプ奮闘リポート

123キャンプ

原発事故で放射能汚染された土地に住むことを余儀なくされ、避難することができない子どもたちに、せめて長期休暇の間だけでも非汚染地域で過ごしてほしいという多くの人の願いから、「保養」の受け入れが全国で行われています。

あすのわの姉妹活動のひとつ、保養の受け入れをする「びわこ☆1・2・3キャンプ」に、たった一日だけですがボランティアとして初めて参加してきました。
子どもたちの様子はブログfacebookページで紹介されていますので、今回は一ボランティアの見た裏事情を報告します。(リポーター:げんげん)



8月2日(金)の夕食後の自由時間に、その期間の宿泊場所、京都でてこいランドに到着しました。
子どもたちがわやわや遊んでいる部屋の片隅で、スタッフの方々が遅い夕食を食べていたのを一緒にご馳走になりました。体にやさしそうな野菜いっぱいのおばんざい定食でした。
準備スタッフはそれから片付けをして、翌日の朝食と昼食の支度。
その間にも子どもが次々と台所にやってきて、目が痛い、のどが痛い、といろいろ不調を訴えましたが、目には番茶と塩、のどには蓮根、と昔ながらのお手当でスタッフが丁寧に対応していっていました。
子どもがもっといたいというので、と参加日数の変更の相談に見えるお母さんも来られました。

21時になったら子どもたちの寝かしつけです。大広間にびっしり並べられたふとんで子どもも大人も眠ります。
ミーティングさらにスタッフミーティングで、その日に起こったこと、気になる子どもの様子、健康状態や留意点などについて確認し、翌日とその後の数日間の予定についても相談しました。
終わったのは23時頃だったでしょうか。台所にて、翌日の食事の支度の続きをします。
お米は12合。使える炊飯器が1台しかなく、子どもたちの好みに対応するために、炊飯器と鍋を使って、白米と、古代米を混ぜた白米を洗って準備します。
カンパ食材食料の多くはいろんな方からのカンパ品です。農家から分けていただいた、商品にはならない食材もあります。そういうのはお店で売っているようなきれいなものではありませんので、洗ったり切り落としたり、食べられる状態にするまでに時間がかかります。また、レトルト食品で原材料は悪くなくても正直あまりおいしくないと思えるものもあり、それがおいしく食べられるように一手間、二手間加えます。

小豆すっかり日付も変わってまぶたが重くなった頃、信じられないことが……。コクゾウムシの入った小豆から、つまようじでそれを一匹一匹つまみだすという作業が始まりました。とても立派な小豆だったのですが、一粒あたり平均3匹は虫が入り込んでいて、成虫、さなぎ、幼虫をほじくり出し……。
こ、これは、この状況においてするべき作業ではないのでは、と言ってみましたが、子どもたちのお母さんたちが日中すでにこの作業を進めてくれていたそうで、その方々や、くださった方の思いを活かしたいとのことで、虫取り作業は続けられました。
結局は全部はとてもできずに途中でやめましたが、それ以外のすべての作業が終わったのは午前3時前でした。
そこからお風呂に入って就寝は3時半。

朝食準備翌朝は、朝食準備を手伝いたい子どもたちにあわせ、5時起床。
ええええ、ちょっとマジですか、中心スタッフの皆さん、毎日こんな生活しているの!?とかなり衝撃を受けました。

朝食準備朝ごはんは7時過ぎ。ご飯、味噌汁、ぬか漬け4種類、ご飯に合う野菜のおかずが4種類ほど、冷や汁、と、粗食だけれどとても豪華なメニューが朝から並びました。
食後は子どもたちがお手伝い班に分かれて、掃除や食器洗い。
それが終わればお勉強タイム。たくさんのお父さんやお兄ちゃんに尋ねながら、宿題などをそれぞれこなしていきました。

男性スタッフは部屋干しの洗濯物を外に出して陽に当て、ごみを燃やし、生ごみを埋めてくれました。
料理教室炊事スタッフは引き続き昼食とおやつの準備、その合間にお母さんたちへのお料理教室。子どもたちに大人気の忍者味噌や、出しがら昆布と梅干しの種から作る佃煮、夕べ出たごぼうの竜田揚げなどについて伝授を。
おやつはブルーベリージャム入りひとくちホットケーキ。子どもが作るのを手伝ってくれました。
昼食パスタ午後には地元の小学生から太鼓のコンサートに招待されていたので、早めにトマトパスタとおかず3品ほどと忍者味噌などで昼食、足りない子はご飯と海苔を食べ、おやつのおにぎりにするつもりで準備していたご飯は空っぽに近い状態に……。

子どもたちを送り出した後、残ったスタッフは昼ごはんと片付け、そして夜に地元の方が準備してくださっている交流納涼祭の手伝いにと散りました。

バーベキュー夜の納涼祭は、地元の養豚場の豚をまるごと一匹つぶしたというたっぷりの豚肉を、地元出身のフレンチのシェフがバーベキューにアレンジ。その監修を受けて、地元の方々と農業会社の皆さん、キャンプスタッフのみんなで世話しました。スイカ割りに花火、綿菓子も準備され、地元の皆さんの厚意がとても感じられる、楽しみいっぱいの会でした。

このあたりで私は失礼させていただきました。
きっと帰ったあとは、また翌日の準備を遅くまでされるのだろうなと思うと、去りがたい気分でしたが。

印象としては、愛情たっぷりのお母さんとお父さんとお兄ちゃんとお姉ちゃんがいっぱいいる、大家族的なキャンプでした。
暮らしのいろいろなことが一つひとつ丁寧に、本当に丁寧に、大事に気を抜かずに行われているように感じました。関わっている皆さんのあたたかい人間性がよくわかりました。

しかし、スタッフの皆さんは相当お疲れになるだろう、個人の献身的な努力で支えられなくなったとき、どうなるのかと少し心配になりました。
よかったら皆さんも一日でも顔を出して、スタッフが体を休められるように手を貸していただけばと思います。

また、以下はfacebookページからの転載です。
キャンプ期間中よりもむしろ、開催前の準備スタッフが足りないのだそうです。余力のある方はご協力をよろしくお願いいたします。
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びわこ☆123キャンプより、おねがい☆(8月7日 水曜日)

びわこ☆123キャンプは、キャンプの開催期間は、
どっとボランティアさんに助けていただけるのですが、
キャンプ準備期間、さきに中嶋さんの投稿にもあるように、
宿泊地確保、各施設に掛け合う、近隣のプールや体育館の手配、
行政交渉、食材の確保、等々、等々、
「参加募集を出せる!」となるまでの間の人手が、
とっても少なくて、ミーティングも10人足らずでわいわいしております。
キャンプを継続してゆくには、この準備そのものをお手伝いしていただける方が、とっても必要です。

スタッフ、大募集中です☆
よろしくお願いいたします。

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びわこ☆1・2・3キャンプ
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